ながらく・・・・
書いていなかった日記を再び書き始めてみようかと思う。
まあなんというか、国家試験が終わったからである。
そして今は実家にいるのである。
さすがにあんまりやることないんで日記をね・・・・
なんとなくね・・・・・
書いてみようかとね・・・・・
今日は国家試験に出発する数日前の出来事を書いてみようかな。
その日俺は無性にラーメンが食べたかった。
だからラーメンを食べに行った。
そこは俺が宮崎においてもっとも愛してやまないラーメン屋さんだ。
メニューも行く前からほとんど決まっている。
むしろ、○○ラーメンを頼んで半チャーハンをつけて一回替え玉をするっていうことまで決めていく。
そんなラーメン屋の駐車場で俺はとある車を見た。
その車は、俺が大学内において愛してやまないT重君の所有物だ。
今日のお昼御飯はなんだか楽しそうな事になりそうな予感がする。
そんな期待を胸に店内に入った。
当然T重君は店内にいたのだが、少々様子がおかしい。
日焼けで黒いはずの彼が・・・・・・
白い。
いやね、黒人さんが笑った時に歯が白いとかいう白ではないんですよ。
全体的にね・・・・・・
白い。
どうしたんだろうと思いながら彼のそばに歩いて行く。
そして彼に聞いてみる。
なぜ白いのかと。
彼は答える。
昨日お酒が訪ねてきたんだ。
俺は問う。
麦酒か?
彼は答える。
オールスターだ。
おれは問う。
楽しかったか?
彼は答える。
楽しくなかったと言ったら、嘘になる。
まぁ、こんな感じで食事を楽しんでいたんですよ。
するとですね・・・・
いきなりですね・・・・
こう言われたんですよ。
おまえは日記を書いているな。
隠すな。
ネタは上がってるんだ。
おれは恥ずかしくなった。
日記をこっそり書いていたことがばれたのが恥ずかしかったんじゃない。
T重に隠していたことが何よりも恥ずかしかった。
思えば一緒に入学して以来、おれは彼に隠し事したことなどなかった。
それが二人のなかでの暗黙のルールであった。
それさえ守っていれば二人の間に言葉なんかいらなかった。
それぐらい・・・・・
T重はそんな俺を察してか話を変えてくれた。
彼は問う。
ラーメンを食った後は学校に行って勉強するのか?
おれは答える。
この後ユニクロに行ってウォームテックを買ってから勉強だ。
彼は沈黙する。
・・・
・・・・
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・
そして再び口を開く。
それはヒートテックだ。
!?
二人は笑った。
普通に笑った。
さっきまであったギクシャクした感じもなくなった。
そう、この瞬間二人は元の二人に戻った。
そして二人は家路についた。
PS:この物語はフィクションであり半分くらいしか真実ではありません。
本当のところ再び書き始めたのは、暇だったっていうこともあるけど、実は読んでくれている人もいたらしいからです。
T重君の同級生で読んでくれているらしい人ありがとうです。
あと、T重君・・・・
勝手に登場させてごめんなさい。
帰ったら飲みましょう。